JWマリオット・ホテル奈良宿泊記

JWマリオット奈良のロビー マリオット
JWマリオット奈良のロビー
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2020年11月に秋の奈良を観光するため、JWマリオット・ホテル奈良に宿泊した。その際のホテルの立地条件、ロビーや部屋の内装、朝食会場での朝食の様子などをレポートする。

立地

JWマリオット・ホテル奈良の場所は近鉄の新大宮駅から徒歩10分程度で、奈良市役所の目の前。
平城京跡のすぐ近くではあるが、東大寺、興福寺、春日大社などのメインの観光スポットに近い奈良駅(近鉄、JR)からは少し離れている。
立地的にはビジネス向けにも思えるが、ホテルの雰囲気からするとそうでもなさそう。もともと奈良は観光地がバラけているので、自動車利用を前提とした立地だと思われる。
周辺には観光客向けの施設はほとんどないが、ビジネス街のため飲食店などは多いので公共交通機関利用者でも困るようなことはない。(釜飯の志津香という店が有名どころか?)

JWマリオット奈良の外観
JWマリオット奈良外観

ロビー

ホテルのロビーは木材と照明の組み合わせで落ち着いた金色に見え、高級感がある。
また、チェックインは入って右手にあり、座って受付ができるようになっている。

客室

客室は、キング、ツイン、エグゼクティブキングの3種類。2ベッドの部屋はツイン1タイプのみであるため、この場合は部屋がアップグレードされることはない。
宿泊したのはツインルーム。新しい施設なので、電源はUSB(TypeA)やスマフォなどを非接触充電できる目覚まし時計などもあった。

アメニティ

アメニティ類。夕方にはピローミストが置かれていた。
お茶の写真はラウンジのもので、部屋には煎茶、ほうじ茶、紅茶が置いてあった。
チョコレートは会員向けのアメニティと思われる。

朝食

朝食の様子。宿泊した時はコロナの影響なのか、メインはセットメニューとなっていた。
ご飯は白米か茶粥、汁物は味噌汁か飛鳥汁から選択。写真は茶粥と味噌汁。他に焼き鮭、筑前煮、卵焼き、漬物、豆腐。鮭は西京焼きとかの粕漬けされたような感じ。海苔と昆布は白米にもついてきていた。茶粥や飛鳥汁など、奈良を思わせるメニューがあるのは好印象。

その他はビュッフェ形式。
パンとマフィンのコーナーでは、珍しいところでアップルデニッシュ(アップルパイみたいな感じ)、あとくるみのマフィンというのもあった。
サラダバーとその横にはシリアルとドライフルーツのコーナー。この辺はどれも定番もの。
前菜コーナーには奈良らしく奈良漬もあり、他にも梅干し、切り干し大根、ひじき煮、きんぴら、納豆などの和食系、ハム、サーモン、チキンなどの洋食系のコールドミールが並んでいる。
デザートコーナーにはスムージー、オートミール、ミューズリー、ヨーグルト(プレーン、マンゴー、あまおう)、フレッシュジュース(オレンジ、アップル、グレープフルーツ)、牛乳、低脂肪乳、フルーツ(メロン、パイナップル、グレープフルーツ、オレンジ、りんご)といった感じ。

総括

JWマリオット・ホテル奈良の周辺にも飲食店などはあるが近鉄奈良駅ほどではないこと、東大寺とか春日大社などは歩くには遠く、電車利用するには近い感じなため、公共交通機関利用者は近鉄奈良駅周辺のホテルの方が良いと思う。(奈良の中心はJRではなく近鉄なので、JR奈良駅周辺もそれほど栄えていない)

ただし、奈良の観光地のバラけ具合を考えると自動車での観光がお勧めなので、西の京や法隆寺、飛鳥、吉野、その他地域への観光を考えている自動車利用者は、混雑した奈良駅から離れたこの立地の方が便利かと思う。

後はほとんどいないと思うが、自転車の場合は西の京にも近いので、むしろ奈良駅周辺より便利だったりする。(交通機関利用だと、奈良または新大宮から西の京に行くのに大和西大寺で乗り換えが必須になるので結構時間がかかる)

また、施設の雰囲気は非常に落ち着いていて、周辺も繁華街というわけではないので静かな雰囲気を好む人には良いと思う。(小さい子供づれやグループで宿泊するようなのには向いていないかと)

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