2019年の夏にコンラッド東京に宿泊し、エグゼクティブラウンジを利用してきたので、ラウンジの雰囲気やドレスコード、混雑状況、フードやドリンクなどのメニューなどをレポートする。
エグゼクティブラウンジの概要
コンラッド東京のエグゼクティブラウンジは37階にあり、部屋は廊下を隔てて、東京湾と浜離宮恩賜庭園を望むベイビューと、汐留のビル街を望むシティビューの二つに分かれている。眺望は悪くなく、内装は茶系統でまとめられ、木と和柄、暖炉などの影響もあり落ち着いた感じ。
時間は6:30~22:00で、アフタヌーンティーは15:00~17:00、イブニングカクテルは18:00~20:00、朝食は7:00~10:30 (土日祝日は11:00まで)になっている。
エグゼクティブラウンジの注意点
コンラッド東京のエグゼクティブラウンジは、アフタヌーンティー、カクテルアワーともに充実しているが、特にアフタヌーンティーが充実している。反面かなり混雑し、特にアフタヌーンティーの状況は他のヒルトンのエグゼクティブラウンジとは別物なので、席の確保などは要注意。
また、ラウンジの部屋は、廊下を挟んでシティ側と浜離宮側(ベイビュー)に分かれているが、フードが置かれるのはシティ側の部屋になる。また、夜は浜離宮側は暗くてそんなに景色が良いわけではないので、あまり浜離宮側にこだわる必要は感じられない。
服装については、流石にTシャツ、短パン姿は浮くので、それなりの格好をした方が良い。
各時間帯の特徴
アフタヌーンティー
アフタヌーンティー
コンラッド東京のアフタヌーンティーの時間は15:00〜17:00。
フードの味はもちろん、種類もかなり充実。ケーキなどが途中で何回か変わるため、全種類制覇すると夜が食べられなくなるくらいのレベル。国内のヒルトンのラウンジ中でも、アフタヌーンティーはダントツでレベルが高い。
これが原因なのか、他のヒルトン ホテルのラウンジと比較して、アフタヌーンティーの混雑率が圧倒的に高いのが注意しないといけないところ。平日、休日を問わず、開始時間の15時には2人がけの席を除き満席。2人がけの席も15時直後くらいに満席になる。1時間くらい経つと多少人数は減ってくる。
4人がけの席および浜離宮側の窓際席(2人がけ)に座ろうとする場合、30分前くらいから陣取っておかないと無理なので注意する必要がある。
なお、フードが置かれるのはシティ側の部屋のため、浜離宮側に座った場合はフードの確保が困難になるというデメリットがある。
また、席を確保できたとしても、フードが提供されるとみんな殺到してあっという間になくなってしまうため、デザートビュッフェ感覚で行くならシティ側に席を確保した方が良い。
デザートは少しあればよいのであれば浜離宮側も良いが、浜離宮まで見えるのは窓際席だけなので、早めに席を確保する必要はでてくる。
イブニングカクテル
コンラッド東京のイブニングカクテルの時間帯は18:00〜20:00。こちらも味はもちろんフードの種類も多く、メインとなる肉料理などもあり、十分夕食がわりになるレベル。個人的にはイブニングカクテルのレベルは福岡が一番よく、最高レベルというわけではないと思うが、充実していることには変わりがない。
ラウンジの混雑具合はアフタヌーンティーとあまり変わらず、特に3人以上の場合、早めに席を確保しておく必要はでてくる。浜離宮側については、夜は浜離宮の場所は暗闇になっていて何も見えないし、コンラッド東京からのベイビューは結構暗いので、特にこだわる必要はないと思う。
アフタヌーンティーと異なり、途中でフードの種類が変更されることはあまりない様子。
朝食
朝食はエッグステーションでシェフが卵料理を作ってくれるのを除けば他のラウンジと似たような感じで、種類が少ない代わり少し落ち着いている程度。特にコメントするようなことはなく、ビュッフェ会場の方がオススメできる。
各時間帯のフード、ドリンク
アフタヌーンティー
フードはサンドウィッチ、スコーン、アイスクリーム、ケーキ、ゼリーといったもの。ケーキ類は、途中から三段目の写真のケーキに変更になり、食べすぎると夕食にも支障が出るくらいの量だった。
ケーキとサンドウィッチ サンドウィッチ ゼリー スコーン アイスクリーム フルーツ ベリームース ケーキとアイスクリーム ショートケーキとチョコレートケーキ
他にもクッキーや煎餅などがある。
煎餅 クッキー
ドリンクはアフタヌーンティーに限らないが、ティーパックの紅茶類や、エスプレッソメーカーのコーヒーやココア、ソフトドリンクなどが揃っている。
紅茶など エスプレッソメーカー ジュース類
イブニングカクテル
フードはコンラッド東京内の「コラージュ(フレンチ)」 、「チャイナブルー(中華)」、「風花(和食)」の各レストランからメインとなる料理が提供されていて、サラダ、デザートなどもあり、夕食として十分なレベル。
ビーフ、揚げ物、焼き餃子 白身魚のフライト野菜の甘酢がけ白身魚のフライト野菜の甘酢がけ バゲット サラミやチーズ類 サラダ 野菜スティックなど フルーツとケーキ スープ
ドリンクは、ワイン、シャンパン、日本酒、ビール、地ビールなどが提供されている。もちろん、ソフトドリンクなどは昼と同様に揃っているため、アルコールが苦手でも問題はない。
ワイン、日本酒 KOEDOビール その他のアルコール類