2020年11月。秋の奈良を観光する際に、JWマリオット・ホテル奈良に宿泊した。
その際、プラチナ会員特典でJWマリオット・ホテル奈良のエグゼクティブラウンジを利用したので、ラウンジの雰囲気やドレスコード、混雑状況、提供されるフードやドリンクなどについてレポートする。
エグゼクティブラウンジの概要
JWマリオット・ホテル奈良のエグゼクティブラウンジ
JWマリオット・ホテル奈良のエグゼクティブラウンジの場所は、ホテルの2階。
エレベータを降りて左の通路に進み、その最奥にラウンジがある。右手の電子ロックに部屋のキーをかざすことで入室できる。
ラウンジは落ち着いた金色っぽい煌びやかな雰囲気。部屋の広さに比べ座席数が少なく、ゆとりがあって落ち着いている。会話も大声を出すのは憚られる感じで、話し声も控えめで静かな雰囲気が漂っている。
12歳以下の子供も19時まで利用可能だが、大人しくできないとかなりひんしゅくを買いそう。(大人でも同様だが)
ホテルは市街地の低層建物のため、窓の外は奈良市役所などの建物が見えるだけ。カーテンは常時閉まっている。室内の雰囲気が良い感じなので良いかなという感じ。
エグゼクティブラウンジの対象者、ドレスコード
エグゼクティブラウンジを利用できるのは以下の2種類の宿泊者のみ。
・エグゼクティブルームの宿泊者
・Marriott Bonvoyのプラチナ以上の会員
ただし、JWマリオットは1ベッドのエグゼクティブルームと、1ベッドと2ベッドのスタンダードルームの2種類しかないので、会員がメインかと。
ドレスコードは、ラウンジの雰囲気や客層を考慮すると、冬場などはセーターとかなら問題ないかと。夏場はポロシャツが限度かなという感じ。ビジネス系の人も少なそうなので、きっちりした感じではなく、多少リラックスした明るく落ち着いた感じがあっていそう。
エグゼクティブラウンジの利用時間
そのうち、朝食、カクテルタイムの時間は以下の時間になっている。また、16:30くらいまでは、コーヒー、紅茶、ソフトドリンクに、クッキー、キャンディーなどがおいてあり、自由に飲食できるようになっている。
・朝食/7:00~11:00
・ご夕食前の前菜/17:00~20:00
・イブニングスナック/20:00~22:00
・カクテルタイム/17:00~22:00
エグゼクティブラウンジのサービス
カクテルタイム
JWマリオット・ホテル奈良での呼び方はカクテルタイムではなく「夕食前の前菜」となっているが、メインや主食も揃っていて夕食として十分な内容になっている。
なお、連休最終日と平日の2泊したが、連休最終日はサラダあり、前菜、サラダ、スープ、メイン、主食、デザートとコースが一式揃っていたが、平日はメインが一品少なく、サラダもなくなっていた。休日と休前日、平日で差がある様子。
休日は中央、周囲のテーブルにフード類が並べられている。また冷蔵庫内には前菜などが入っている。
ボロネーゼパスタ、小エビのアビーニョ、鳥の唐揚げ、スープ、膾 チーズ類 サラダ、ドレッシング、パン、バター、クラッカー ケーキ、フルーツ、ドライフルーツ 前菜 前菜、デザート
メイン、サラダ、スープなど パン、クラッカー ケーキ、タルト、フルーツ
平日は中央のテーブルに料理が集中していて、サラダがないなど品数も減っている。それでも食事には十分だが、週末に比べると少し寂しい感じ。
手前がパンや前菜、奥にメインやデザートなど デザート類 メイン、前菜、吉野汁 季節のタルト、マカロン、ほうじ茶ゼリー
飲み物類はフードコーナーの手前にワインやリキュール類が、冷蔵庫に瓶ビールなどが入っている。ビールは朝日でノンアルコールビールがあるのが特徴的。
赤、白ワイン、シャンパン、リキュール類 ビール、ノンアルコールビール、炭酸水など
イブニングスナック
イブニングスナックの時間になると食事は撤去され、チョコレートとピーナッツが追加。平日のイブニングスナックではケーキやパンなどが追加されていた。ワインなどのアルコール類は引き続き。
休日のイブニングスナック 平日のイブニングスナック
朝食
1泊目である連休最終日の翌日(平日)の朝食はラウンジで。2泊目は1階の朝食会場での朝食となった。おそらくこちらも利用者数の関係でラウンジを閉めているのだと思われる。
コロナの影響か朝食会場での朝食はセットメニューで、フレッシュジュースが小瓶に入っているなどがあった。
ラウンジの朝食。シンプルなようで、実は朝食会場よりもメインとなる品数が多かった。ご飯、茶粥、味噌汁、卵焼き、焼き鮭は朝食会場のセットメニューに含まれるが、エッグステーション、ベーコン、ポテト、ソーセージ、芽キャベツなどが朝食会場にプラスアルファ。
エッグステーション、メイン ドライフルーツ、サラダ、パン、マフィン ヨーグルト、オートミール、フルーツ 納豆、奈良漬、ハムなどの前菜 パンとトースター ラウンジの朝食
朝食会場の朝食はメインがセットメニューで、主食が白米か茶粥、汁物が味噌汁か飛鳥汁を選択。そのほかはビュッフェ形式。
ベーコン、ソーセージなどの洋食系がなく、ラウンジの方がメニューが豊富なのが特徴的だった。
セットメニュー サラダコーナー シリアル 納豆、漬物、ハムなどの前菜類 スムージー、ヨーグルト、フレッシュジュース、フルーツ パン、マフィンのコーナー
その他の時間帯
普段はお茶、コーヒー、ジュース、ソフトドリンクに加えてせんべいやクッキーといった菓子類。これらは夜も含めて終日同じものが用意されている。
お茶は煎茶、イングリッシュブレックファースト、ブレンドティー、アールグレイ、カモミール、ほうじ茶、ミントティー。
フレッシュジュースはオレンジ、アップル、グレープフルーツ。あと牛乳。
お茶、紅茶 エスプレッソメーカー ペプシZERO、ペプシ、7up、水、炭酸水、牛乳、ジュース類 左からキャンディ、せんべい、クッキー クッキー、せんべい、キャンディ
注意点としては、カクテルタイムの30分くらい前にドリンクコーナーの扉が閉められてカクテルタイムの準備が行われる。この間、コーヒー、ソフトドリンクなどのドリンクコーナーは使えなくなる。
準備前からラウンジにいると確認のために声をかけてくれるが、初日に16:30過ぎて初めてラウンジに入った時は、ドリンクコーナーが見当たらなくてウロウロすることになった。
総括
収容人数が少なく、明るいが落ち着いた高級感のあるラウンジ。
ティータイムのスイーツがないのは残念だが、それ以外のフードは奈良らしいメニューもあり十分かと思う。お茶なども含めて、通常のマリオットよりも充実している。
あとはやっぱりティータイムのスイーツ(特に和菓子とか)があればいうことないかと。